姿勢を良くしよう!
きっかけがあれば意識が高まり、やりがちなのが胸を張る、背中を反らす。
大抵の場合、10分後には姿勢は元に戻っています。
情けないな〜なんて思わないでくださいね。
意志が弱いことが原因じゃないかも。
なぜ姿勢はすぐに元に戻ってしまうの?
人の体は骨格が形を作ってます。
この写真では動けているけど、骨だけでは本来は動きは作れないです。笑
骨を動かすために筋肉があって
筋肉は関節をまたいで骨と骨についています。
筋肉が一定のルールに従って、縮み、もどる、ことで動きは作られています。
こんな感じで、片方が使われる時、片方は伸びる
動きに対して、主に動きを作る筋肉、協力して動く筋肉、とがあります。
余談ですが、骨の数は大体600、動きを作る筋肉の数は大体400あります。意識してないけれど、筋肉ってたくさんあるんです。
さて、動きについての話ですが
主役となり使われる筋肉、協力して動く筋肉、そして裏には拮抗して伸びてる筋肉があることで1つの動きが作られます。
横になって寝ている時も、何もせずにぼーっと立ってる時も、どこかの筋肉が必ず働いている。
悪い姿勢の時に働いてる筋肉
良い姿勢の時に働いてる筋肉
伝わるかな?
どんな姿勢でも必ずどこかの筋肉は使われているってこと。
さて、楽な姿勢というのは一般的には大体、背中が丸まりがちです。
でも、例えばモデルさんは…。
丸まった姿勢よりも背筋が伸びた姿勢の方が楽だと感じている方が多い。
この違いは何なのでしょうか…??
もうお分かりですね!
楽な姿勢は、体の使い方の癖によって決まります。
モデルさんは、お洋服を見せるプロですから姿勢が命。
良い姿勢を保つためのケアはルーティンワークです。
丸まった姿勢が楽な場合に考えられるのは
仕事や生活内の姿勢が前かがみな傾向で、長い時間この姿勢を作っているから。
丸まった姿勢をとることが楽になっているんですね。
2つの理由
①硬く縮んだ筋肉には柔軟性がなく、主役筋肉の裏で伸びる→この伸びるができない。
すると、その姿勢を保つ事は辛く難しくなり、すぐ戻ろうとする。
②主役筋肉は縮んでその姿勢を作るけれど、この筋肉の体力の有無も影響します。
筋肉がある程度は鍛えられていないと、長い間、1つの姿勢を保つ事は困難です。
良い姿勢を保てる身体へ
- 良い姿勢時に主役、脇役として働く筋肉の体力をつけること
- この裏で伸びる役目の筋肉に柔軟性がある事
- 良い姿勢を保ちたいという熱意(笑)!!
この3つが必須になります。
まとめ
今のうちからの予防意識を持って、少しずつできることを習慣にしていくと良いかもしれませんね
今日は座る姿勢のルール、立つ姿勢のルールをお伝えする予定でしたが…
その前に知っておくと理解しやすいお話がメインになってしまいました(^_^;)
続きはまた書きますね!
お読みいただきありがとうございました!